姑獲鳥の夏

満員であやうく次の回を観るはめになりそうでしたが、ギリギリセーフでホッ。映画なかなかよかったです。原作の雰囲気をあまり壊さずうまく映像化してたと思う。正直キャストが発表された時はえええーーーー!!!!!!と思ったんですが、予告みたら堤氏の京極堂違和感なくてちょっと期待して観に行ったんですよ。
堤氏初っ端からあの長ゼリフ・・・ご苦労様です(笑)あのウンチク、本読んでてもだんだん？？になっちゃうんですが、映画でもだんだん？？に脚本大変だったんでしょうねえー。京極堂は合格点をあげるわ(えらそうにすいません(^^;)ただ憑き物落とし時の衣装は黒じゃなくていいの？
阿部ちゃんの榎さんは、うーん、そういう演出なんだから仕方ないんだろうけど、もうちょっとバカっぽい方がいいのにぃ〜奇抜なファッションセンスもぜんぜん披露されてなくて残念。でも阿部ちゃん＝エノさんありですよ、あり。
そして、私は女優よ！えぇ、その通りすばらしかったですのハラダトモヨさん。憑き物落としの場面の涼子→京子→お母さんの表情の変化は鳥肌ものでした、コワっ！あとスクリーンに映っただけで２度室温を下げたイシダアユミさん、もう怖すぎの名演技で夢にでてきそうで更に怖い(笑) 女優陣でよかったのはこのお二人だけでしたね、京極堂の妹役の女優さんキライじゃないけどあの役にはあわないよー。それと関口君の妻役にはもっと幸薄そうな人の方がいいでしょう。

原作者、京極さんがカメオ出演しててちょっとびっくり、セリフ棒読みでなくうまかったんですがっ・・・えらい太ってた！
京極Fanの友人はかなりショックを受けてましたが・・・いいじゃないの、太ってたって面白い作品書ければーと慰めたが効果なしでした(笑)

後、ミヤサコのキバシュウはどうしても受け入れられない・・・しかもなんであんな小奇麗な格好してるんでしょう、もっとワイルド貧乏系にしてほしかったです。
もう書き出したら止まらないというかまとめらんない。。。
最後に、エンドロールの後京極堂が登場しますので皆様最後まで席を立たないでくださいねえー。